バイデン大統領　・・・　初の日韓外遊の意図　想像通りに韓国新大統領へ北朝鮮対峙に日米韓の三カ国体制強化を、岸田総理に想定される台湾有事の際に日本が先兵として機能して貰える様に「行脚」する修行の旅でした。

即ち、その本音は「韓国は金正恩の大陸間弾道弾からアメリカを守ってね」・「日本は台湾蔡英文女史総統を習近平から守ってね」で在る、逆だ！


もう本音と建前も在ったものじゃない、やっぱり「アメリカはもう世界の警察官ではない（民主党オバマ大統領の宣言）」無責任本能がむき出しだ。

トランプ大統領任期満了から早２年なのに、アメリカの変節姿勢は隔世の感だ。もうどうでも好いが、今年１０月の中間選挙で審判が下されるだろう。




㊟　２８年前にアメリカがウクライナの安全確保の保証人に立った「ブタペスト覚書」を、２月２４日に不履行すると踏んだプーチンが宣戦布告無しにウクライナを侵略した。

今年１月からバイデンが３回もプーチンに警告　⇒　「ウクライナに（殴り込み先遣隊の）海兵隊１個師団８，５００人を派遣する」を、バイデンが一向に実行気配が無かったから見抜かれた！正に「するする詐欺」のバイデンだ。


この約束破りバイデンを見た西側陣営が、結局、本年度軍事予算を続々増額発表した。安全保障態勢に新しい流れが世界で起きている。

今迄通り「アメリカに縋る」安全保障態勢を信じたら、ウクライナの二の舞いになり、その時に国家の生存が困難になると西側陣営が判断した。




世界の普遍的な国防論は第一義が「自分で自分を守ること」　・・・　これは、人類の祖先が１８０万年前に樹上から地上に生活拠点を移行後からの「本能（祖先が子孫に植え付けた防衛矜持遺伝子」で在り、理由は地上生活で他部族と食料争奪が起きたから　・・・　これが、人類の「戦争の起源」で在る。

「自分で自分を守る」　・・・　米国と軍事同盟関係を結ぶ国から集団的自衛権の行使要請が来たら、米国大統領が誰であれ、議会が定めた受託基準「同盟国は自分で国防に邁進しているのか　　同盟国は米軍に最大の支援が出来るのか」の２基準を満たせば実行する、米国自身がそう定義している。




アメリカの安全保障契約は世界１５０ヶ国が受け入れているとのこと、然し、このいわゆる「安全神話」がウクライナ戦で「信じた貴方が悪い」と判った。

だから、NATO非加盟国の北欧２カ国と旧東欧社会がNATO加盟を続々申請して手続き中で在る。この“時代の流れ”を、バイデンが「スエーデンのNATO加盟を歓迎」と賛辞した　・・・　米国の責任逃れが嬉しかったのだ！


この新しい“時代の流れ”をもろに感じ取ったのが旧列強最強国家のイギリス。英国首相が、英国軍が支援するアジア版NATO創設を先週提議した。

イギリスが今のアメリカを軸とする世界安全保障態勢を、先ずは世界で軒並み経済成長率が高い地帯のアセアンで「今度はイギリスがアメリカに取って代わる！」意志表明だ　・・・　２世紀振りの旧列強によるアジア回帰だ。


即ち、日本が主導する非関税同盟体目的且つ環太平洋経済圏から国際ルールを守らない中國を除外する目的のTPPに、世界の核５大国イギリスが「核の後ろ盾役目を果す」提議を日本に成した訳だ。

これが“新しい流れの源流”で在り、いまNATO加盟申請が増える理由だ。


EUを視れば、非関税同盟体＝NATO軍事同盟が不可分の関係で在ることが判ります。

同盟体　・・・　即ち、それが広大な一つの国になる。その起源は、２，５００年前のギリシャ都市国家アテネで在り、中世の北ドイツ都市国家群のハンザ同盟も武力を後盾にしていた。


経済と軍事が不可分の関係？　・・・　外交は交渉開始の際、相手に自分の力の証拠を見せ付けて理解させておかないと必ず侮られてしまう。

即ち、平和外交とは相手に自分の力の裏付けを理解させたら叶うのだ。


その証左が、「中國の伝統的な外交は“強い国だけを相手にする”」です。

中國の仮想敵国が、日・米・英・仏・豪・加・印（㊟独も合流予定）の訳だ。



なお、バイデン大統領日程は明日夕刻に帰国　・・・　天皇陛下に面会も在る様子。岸田総理との会談、どうも少し合点がいかない・・・儀式予定がない。

３年前に新天皇即位式に参列のトランプ大統領は、赤坂迎賓館の広場で陸自朝霞駐屯地の儀仗隊から栄誉礼を受けた。


その後ろに只一人の大統領護衛役として、白装束礼服の在日海兵隊指令官が右手にサーベルを掲げて追随した、滅多に視られない美しい閲兵式だ。

なにやら、トランプ大統領とバイデン大統領の歓待式は違いが在る様だ。

【中國外務省汪文斌副報道局長　　中国が台湾を侵攻すれば軍事介入の考え、バイデン米大統領発言に「強烈な不満と断固とした反対を表明する」】

こわっぱ官僚の汪文斌副報道局長（その実、中國の壊れたスピーカー役）が、バイデン大統領に向かって必死に命乞いをしているのが哀れである。



なお中國の壊れたスピーカーのボスと言えば、日本の林外相（＝彼の場合だけは“リン”と発音）にやたらと噛み付く生意気な優男の王毅外相のこと。

中國共産党政府の反主流派から付いたあだ名が【習近平のクチバシ（＝中國はスピーカーを“クチバシ”に例える）】で、虎の威を借りる狐を表わす。



初のバイデン大統領訪日に、さすがの林（リン）外相でした。実は昨日午前に赤坂迎賓館で歓迎「陸自朝霞駐屯地儀仗隊に依る観閲式典」が在った。

昼TVニュースで数秒間、閲兵式でバイデン大統領と追随の在日海兵隊指令官（白装束儀礼制服でサーベルを掲げている）が赤カーペットを歩む。



この儀仗式典開催の内外演出ＰＲ姿勢に対して、中國・韓国・北朝鮮と言う悪の枢軸に誰よりも融和主義（＝日本国益を貶める発言を好む）を執る林（リン）外相らしき特有の悪意に驚いた！　・・・リンさんは総理候補の一人だ。

アメリカ大統領が外遊の際は世界が注目する。歓待式典と首脳会談と大統領の会見談話、及び外遊先の首長との人間関係の在り方まで解析する。今回は日米軍事同盟関係を基にする目的外遊だからこそ世界が注視した。



ウクライナ戦の最中だからこそ、米国大統領の訪日を林（リン）外相が内外に大きく、BＳ海外ニュースNHK版で演出して生の日米同盟堅持を国際社会に見せ付けて威嚇PRの絶好機で在ったが　・・・　林（リン）外相が無関心だ！　“あくまでも中國と韓国と北朝鮮と露を思いやる”言動を取り続ける。

３年前に新天皇即位式典参列トランプ大統領の際は、歓迎儀仗式典はBＳ海外ニュースNHK版で世界へ生中継された。この演出には驚いた！米国大統領に対し儀仗式典を世界で初めてBＳ海外向け番組で生中継した。



周知の通り、安倍総理が外遊や国際会議列席の際に必ず外国首脳陣から糺されるのが【どうやったらトランプ大統領と仲良くなれるの？】で在った。

安倍総理、「そんなことしか訊いてこないんだ」。然し、トランプ大統領から睨まれた国って存続に黄色信号が点滅するから、みんなが前のめりだ！




こう言う外交と政治の実情を、「外交や国内の政治でも世間みんなと一緒よ」と渡辺恒雄読売新聞社長が３年前にBSNHK特別番組で仰せになった。

高名な政治家でも【あいつは好かん気に喰わんの感情だけで喧嘩する】。外交も、そんな感じでトランプ大統領から臨まれた国は、さあ大変だーっ！



この「自民党高官の政治家でも感情だけで喧嘩する」の象徴が、５０年前の沖縄本土復帰後に毎日新聞がスクープした「本土復帰交渉時に日米両政府の沖縄密約が在った（＝西山記者）」の国家機密漏えい事件でした。

西山記者が、「外務省女性職員と“情を通じて”国家機密を入手」と立件されて有罪になった　・・・　裁判で被告人西山記者の証人に渡辺読売新聞記者が立ち曰く、【国民に知らせるべき情報の入手なら、記者は何をやっても良い！】とする、権力の番人役で在るマスコミの報道姿勢大義を訴えた。



当時は政治記者の世界に於いて、「毎日に西山在り　読売に渡辺在り」格言が在り、国会の番記者は上司から「政治のことなら政治家ではなく、西山か渡辺に訊け！」の指示が在った。

逆に、政治報道ベテラン記者で識者でも在る西山記者と渡辺記者を頼りにして、終いにゃ自分の何でも相談側近役として縋る高名な政治家が多かったから、２人に訊いた方が早く実情が判り易かったからだ。



渡辺記者の自民高官政治家を取り込む戦略は【虎穴に入らずんば虎子を得ず】に在り、狙った自民高官の自宅に押し掛けて家族と仲良くする“泥臭いことが出来る営業マン戦術”で在った。

奥さんの支持を得たら後は容易い、鳩山由紀夫兄弟を庭でハイハイして遊んでやったと言う　・・・　これなら、多忙な政治家の奥さんが助かるさ。



何時も泊まり込みで深夜まで酒を酌み交わした仲の高官政治家。朝６時に「直ぐ来てっ！」の電話で駆け付けたら、書斎で待ち構えていた大野伴睦自民党副総裁がいきなり抱き着いてワンワンと泣きじゃくった。

大野伴睦高官　昨日の総裁選で指名が成らず惨敗したことを、【（信頼して来た側近が）誰も本当のことを教えてくれなかった】と声を上げて泣きじゃくった。つまり、日本プロレス界のコミッショナーでも在る大野伴睦氏がいつの間にか「裸の王様」になっていたことを、初めて知ったのが昨日だった。




渡辺記者に至っては、毎週土曜日午後に国会内の小会議室で自民党議員を集めて「政治　外交　安全保障」の勉強会を催していた。

渡辺恒雄読売新聞社長曰く、その議員らの中に「安全保障問題にとても関心が在った」のが、後の中曾根康弘総理大臣で在った。



渡辺記者が田中角栄宰相に次期総候補として、若手の中曾根康弘議員を推薦して押し込んだ。渡辺記者が、中曾根康弘議員に（話を通しているから）【早よ行けっ！】とけしかけた。

田中邸宅の応接室で中曽根議員が、田中総理に両手で抱き着いて離れなかった、ずーっと　・・・　（この戦術で）決まった。



渡辺記者も中曾根議員も東京大学法学部卒で日本の頭脳、田中総理は庶民宰相とする国民学校（小学校）卒。かくも、頭脳エリートから慕われると是も非もない。こう言う戦略を立てた渡辺恒雄読売新聞社長の現役時代。

渡辺恒雄読売新聞社長曰く、沖縄返還密約問題報道を「自民党の主要政治家の争い道具にされただけ」、これ以上は禁句です。




但し、これこそが前述の政治家でも【あいつは好かん気に喰わんの感情だけで喧嘩する】仰せの象徴で在ります。それも、外交でも発露するのだ！

こう言うことを鑑みると、今般、中國・韓国・北朝鮮・露に対する実に不可解な我が国の「壊れたスピーカー役」の林（リン）外相の言動に対して、遂に「感情を露わにする自民党議員」が公然と声を荒げて来た！自民党が割れる！



自民党の佐藤正久外交部会長の指摘、林（リン）外相の北朝鮮新型コロナ爆発感染流行勃発に言及の問題を、韓国新大統領ですら手厳しい条件付きで支援を表明しているのにも関わらず、林（リン）外相だけが「なんとかせにゃ」と親族関係者みたいな後先を考えない「前のめり」暴言を働いた。

外務大臣と在ろうものが国益を棄損する大問題で在る暴言を吐いたことを、林（リン）外相が承知の上で発言したのだから大した男なんだ。



大臣の資質問題以前に、この男に国会議員の資格が在るとでも言えるのだろうか。これで何度目の暴言なのか、なぜ連発するのかリンさんは？　

・・・林（リン）外相に進言します、余計なことを言わずに貴方は外務官僚が書いた原稿だけを読むべきだ。・・・貴方は幼少の頃から吞み込みが悪かったからママから何時も「良く噛んで」とマナーを受けてなかったのだろうか。




最新ウクライナ戦報道：１９時間前【英諜報機関（MI6エムアイシックス）の長官を務めたリチャード･ディアラヴ卿は、「2023年までにプーチンは政治の舞台から姿を消すだろう」と明かして注目を集めている】

なんと、来年のことじゃ在りませんか！　・・・　然も、「姿を消す」なんて穏やかな言葉じゃ在りませぬ。普通なら、穏やかに「円満引退する（＝経済失政引責辞任の毛沢東中國主席の退任）」で在るべきなのに・・・。

注目　・・・　プーチンは医療施設に閉じ込められるとのこと、退院不可だ！



思い出すのが３月初めロシア将校協会の元上級将校（大将）の発言報道のこと。これは個人の見解ではなくて協会の総意で在ると前置きして、【長期的に視ればロシアが負ける、先では市民革命が起きて政権が倒れる】

このロシア将校協会の総意（予告）が当たるのだろう。但し、ロシア国民の手で「なんとかするですたい！」の構図が一番相応しい。


単に政権交代だけなら首のすげ替えで終わり、ロシアの独裁統治国体が存続するからロシア国民が以前として不幸だ。

然し、そうではなくて、元ロシア上級将校の総意予告で在る【市民革命が起きて政権が倒れる】を強く望みます。


ロシアが市民革命で、正真正銘の自由民主主義国体に転換することをロシア国民の手でこそが実現を出来るものと想います。

そして　・・・　その後で、新生ロシアこそがＮＡＴＯに加盟（＝実は、これこそがロシアの本音）を果すべきなんです。その結果、世界が「悪辣な共産主義中國　対　民主主義西側陣営」の構造に変わり、中國をいずれは民主主義統治国体に転換が出来る礎に成ります。

【ナイロン製帯２本切れ「カズワン」落下　再びつり上げ作業】

サルベージ（引き上げ）　・・・　金融界では【サルベージ】と言う「回収屋」に例える詐欺グループがうごめく。銀行さえ騙されることが在る知能犯の輩だ。

「回収屋」　・・・　割引手形貸付が不渡りで債務者からも回収見込みが困難のときに、「私たちが代わって回収して来ます、任せて下さい」と申出する。


因みに、不渡り手形でもヤー公は「取り返すことが出来る」と言う。手形支払い本人を直接糺しに行くから取り返すと言うが・・・どうやら、それが生業だ。

このサルベージ詐欺にまんまと騙されたのが数十年前の旧福岡相互銀行（現、西日本シティ銀行）で、数千万円詐取事件が出版本になった。




そして、現代のサルベージ屋さん（阿武町顧問弁護士のこと、すみません）が「山口県阿武町で誤って振り込み給付金４６３０万円が田口翔容疑者（２４）に出金の事件」を請け負って既に９割を回収したこと、これは殊勲です。

阿武町顧問弁護士が執った回収戦略　・・・　町役場が指定金融機関から誤って送金したから、銀行が送金を【組み戻し】せよ！応じないと、金融庁に「詐欺の片棒を担いだ疑い」として報告する（＝県を管轄の財務支局へ）。



【組み戻し】　・・・　稀ですが、銀行間で起きることが在ります。但し、速やかに転送振込みした金融機関に電話後にオンラインで【請求】の要が在る。

他銀行から【請求（＝振込金額が間違いでした、一旦返金願います）】受信なら、該当先の金額をその通信先銀行に返金する責任が在る。



なお全国金融機関送金オンライン構造ゆえに、【請求】打電時点で「債権債務勘定が立ち自動的に通信先では返金扱い」です　・・・　これを使った！

阿武町顧問弁護士　・・・　我が国の金融体系及び銀行業務に長けていた、銀行管轄の金融庁まで動かしたら「銀行は即座に動く」と判っていた。



なお銀行員の中でも、送金の打電ミスに【組み戻し】手段が在ることを内勤担当役席なら承知のはずですが、弁護士が判っていたのは驚きでした。

TV政治漫談家弁護士らが詐欺事件を何ちゃらと講釈したが、奴らは【組み戻し】請求が在ることを知らなかった訳だ。そして、金融庁を動かすこと。



金融庁　・・・　財務省の地方財務局・支局のこと。九州の場合は財務局が地勢的に真ん中に在る理由で熊本市です、そして福岡市には支局が在る。

財務局員は財務省の銀行検査（３年に一度の検査）を応援する役割が在り、キャリア官僚も居る。揃って財務分析に長けた優秀なプロ人材ばかり。



財務局員　・・・　若い職員でも、何かの理由で「説明を求む」と銀行本店に電話すると、重役（総務、融資）がすっ飛んで来る絶大な権限を持つ。

なお我国の金融体系は財務省に因る「護送船団方式」と揶揄されるが、その通りだ。財務省金融庁の使命は金融体系を守る事に在り銀行の味方だ。



財務省が銀行界に何やらかんやら口煩く介入して来ても、結局は銀行界を守ることに使命が在る。だからこそ、銀行が即座に要請を応える関係だ。

財務支局　・・・　銀行支店内のATMを単に移動の場合でも、財務支局に事前承認稟議をたてないと遺憾のです、こんな細かい事まで権限が在る。



なお「財務省は銀行を守る」の最新事例が、不正融資が焦げ付いて銀行の存続に赤信号が点滅した「スルガ銀行」を財務省が「管理銀行」にした事。

国の「管理銀行」だから、安心して存続が出来る。「管理銀行」だからこそ、支店長クラスの人事移動も財務支局の事前承認事項で在る。

【尖閣諸島接続水域に戦艦海警艦隊４隻が留まる】

中國に因る台湾有事はイコール尖閣有事に連鎖する。「この際だから自衛隊の台湾加勢を牽制」に在り、「どうせアメリカは出て来ない」と侮っている。



バイデン大統領は尖閣有事に日米安全保障条約第５条適用と宣明したが、尖閣諸島が日本の領土で在るとは一言も発していない　・・・　最初から矛盾する。

バイデン大統領は来日記者会見で台湾有事を記者会見で質され、【イエス（＝台湾から集団的自衛権の行使要請が米国に来れば議会が受託する）】と答えたから、米国政権の極左民主党内で大問題になった今。



・・・米中合意の「一つの中國（＝２０１５年１２月まで任期の馬台湾総統が大陸と合意）」だが、２０１６年１月就任の蔡英文台湾総統が否定し、２０２２年再就任後も「国民の総意で台湾独立」を掲げる。

そして一昨日、米国政権下でバイデン大統領の【イエス】を否定する米国務長官の弁　・・・　米国政府の原則はあくまでも【一つの中國を合意】で在るからこそ、中國が尖閣諸島を挑発する原因にも繋がる。



だからこそ、その一つの合意に尖閣諸島に関して米中間で何やら怪しい“密約”が在ったら堪らんとです。

なぜなら、今でも米国大統領が尖閣諸島を日本領土と宣明していないからだ。




実は一見してバイデン大統領と米政府の閣内不一致だが、逆に「米国が外国に対する集団的自衛権行使を反故にした」ことだけが一致することに注目を願う。

それも今年は台湾で既に二カ国目だ　・・・　「警察官ではない」米国だと、堂々と現わして来た。


一カ国目が２月２４日にロシアから侵略（＝戦争ではない、ロシアが宣戦布告無しに攻め入った）されたウクライナのこと。

２８年前に旧ソ連が遺したウクライナの原爆１，８００発を新生ロシアが回収する見返りに今後ウクライナの安全を保障する保証人に立ったのがアメリカ。




国際法で条約に準じる定義の【ブタペスト覚書】をアメリカが破ったから、そりゃもう世界に衝撃だ。

結果、「アメリカにはもう縋れない！」と危機感を露わに西側陣営が急遽２０２２年度軍事予算を急増させた。また、NATO非加盟の北欧も申請して来た今。そして、永世中立国スイスがNATO支援に転換した。




ゆえに、アメリカがもう駄目なら今後の世界安全保障基軸態勢の盟主はイギリスが取って代わる。早速、イギリス外相がアジア版NATO創設を提唱した。

イギリスがアジア版NATO創設の意図？　・・・　今世界で一番GDP成長が上昇基調で在る地域がアセアン１０カ国。即ち、意図は旧列強のアジア回帰だ。




・・・以前の単なる旨味が薄いベルトコンベヤー式物流のサプライチェーン態勢を、アセアンが「官・学・民の協調体制で技術革新」国策を持ち、一つ一つの下請け部品に高付加価値を付けることに成功した。

今のサプライチェーンの定義は、その物流国々の中でどの国が「製造受託製品にどれだけの高付加価値を付けたのか」とする「全体生産利益総額のどれだけを該当国がシェアー出来たのか」を指します。


即ち、以前の「組立屋さん」単純作業国から、製造パートナー国に転換することに国是が在った　・・・　高技術国家群アセアンにイギリスが目を付けた！

因みに、スマートフォンのサプライチェーンの場合は核心技術開発NO1の米国が総利益の６割を占める。




同じく２０１６年１２月迄の民主党オバマ大統領が【アメリカはもう世界の警察官ではない】と宣明したので世界が驚いた。副大統領がバイデン氏だった。

【警察官ではない】発言後は、地域紛争が更に増加。どこも武力紛争化で欧州に難民が急増した。


そう言う事態を防ぎ地域安全保障責務で米国は世界６カ所に米４軍海外基地を配備した、大義で在った。

・・・　それを、オバマ大統領が責務だけを止めた訳で在るが、そして今、世界６カ所の米軍海外基地は正しく「国破れて山河在り」の草生す屍状態で在る。




但し、在日米軍は戦時作戦指揮権をハワイ大平洋軍本部から委譲された「第七番目の米軍海外基地」・・・　即ち、在日米軍は独自に戦える“はずだった”。

在日米軍抑止力は自衛隊総力を超えてる。主力の横須賀第七艦隊原子力空母ドナルド・レーガン打撃群艦隊だけでも抑止力が普通の国の３カ国分在るのだ。


なお、沖縄の日米両空軍基地抑止力が原子力空母２隻分を擁する頼もしい存在を県民も国民も知らない。

その指揮本部が、今回来日のバイデン大統領の専用機エアーフォースワンが着陸した東京横田基地。




それにしてもバイデン大統領の約束破り、その実、口三味線を「どうせ」と見抜いたプーチンが侵略を開始。全ての責務は約束を破ったアメリカに因る。

２月２４日侵略勃発前にバイデン大統領が３回もプーチン向けに会見で表明した　・・・　【米国海兵隊１個師団８，５００人をウクライナに派遣する】


世界最強の殴り込み軍隊【海兵隊１個師団８，５００人】がウクライナで暴れたら、侵略ロシア軍実質１２０，０００人がコテンパンに叩きのめされる。

然し、プーチンがバイデンのことを「どうせ」と侮ったがその通りになった　・・・　これに、間違いなく中國が「　注　目　し　て　い　る　」こと！




日本は、国防を今後どうしたら良いのだろうか？　

聞かれても判りませんとか、我国の平和憲法を世界に説きましょうとする恰も新興宗教の教祖みたいな国会与野党議員が未だに居ることに唖然とする。
　

・・・そう言う輩に限って、世界平和の布教の旅に出かけたことが一度も無い事を、立憲共産党の泉健太代表と志位委員長が自ら証言してくれる。

なお、今回訊かれて判ったことは【アメリカを信頼して安全を縋ったら後で馬鹿を見る】こと。


アメリカの約束破りがウクライナと台湾と立て続けなら、第三番目が日本と誰が否定出来るのだろうか？　

・・・　結局、自助努力で国防に邁進しかないのだ。




最新ウクライナ戦報道：１５時間前【中国共産党幹部・台湾侵攻議論音声データーが流出　会議で「台湾独立主張勢力を粉砕で中国は戦争開始を躊躇しない」と強調】　・・・　これを猪突猛進型馬鹿と言う！

続く、【侵攻計画：広東省兵士１４万人と船舶９５３隻と航空機38機と無人機材1,653台と鉄道車輌588両を動員】　・・・　幹部の機密音声が漏えい！


注釈に、『米国在住の中国人で路徳社を運営の路徳氏は中国共産党幹部が台湾侵攻に議論した音声データーを公開、分析した専門家は「本物である可能性が高い」と指摘し注目を集めている』とのこと。

更に、『広東省の共産党書紀、副書紀、知事、副知事、南部戦区の司令官、政治委員等が出席会議で、動員内容は20項目239種類に及ぶ』



・・・　㊟『広東省の会議内容は「台湾侵攻作戦」の一部分、広東省のみで14万人の兵士を動員・大量の船舶・鉄道・航空機・巨大な兵站支えで投入の意味で、中国全体で動員される物量は凄まじいものに』

最期の『㊟』を読んで思わず吹き出してしまった。



これでは、プーチンがウクライナ侵略で執った８０年前のナチスドイツの機甲部隊に拠る電光石火進軍戦略そのものじゃ在りませんか！今は２１世紀なのだ！

・・・それは、２１世紀では通用しない戦略で在ることを証明したのが今のウクライナ戦の現実です。



広東省の頭脳群がどんなに立案しても、ウクライナ軍が世界最強の携帯型対戦車ロケット弾ジャベリン（＝壊した露軍戦車が６００両）で応じることを、プーチン自身が知らなかった！

このジャベリンを、実は台湾が大量に備蓄し追加購入を米国軍需会社に注文していた事が先週判明！・・・この点は、自衛隊態勢を凌ぐ先行の台湾でした。


習近平さん、中國の台湾上陸機甲部隊がジャベリンから狙撃されて壊滅時点で戦闘継続は不可能に成る。

そして、空からは２４時間態勢で各種対地ミサイル搭載のドローン機や、自爆特攻型ドローン機が雨あられの如く強襲の中國が想定外の事態が起きる。そのドローン機も、台湾軍が備えて備蓄していた。



・・・　だからこそ、敵の出鼻をくじく先制攻撃とは先に制空権を取った方が勝ちなんですよん。

制空権を持たずに、地上戦部隊を先行結果がロシア軍がウクライナ首都キーウ攻防戦の撤退敗北でした。



「広東省が航空機38機」　・・・　いったい、何を根拠でたった「３８機」戦略を立てたのだろうか？

そして、機能する揚陸艦が数隻もない中國がどうやって台湾に上陸するのだろうか？　


中國海軍の第二組織軍隊「グレー漁船」なら、１，０００隻で１０万人を一度に運べるかも知れないが、安全は非ずです。台湾軍のF１６戦闘機と高速攻撃型哨戒艇と潜水艦群が艦隊を待ち構えている。

台湾侵攻戦略で肝心要の先制攻撃戦略とは、台湾国民が一番油断する真っ暗な新月の満潮の夜だけです。


こそーっと上陸前に、台湾の国家機能の無力化（＝情報と司令系統の遮断　公共インフラを無機能）のために、首都台北市にサイバー攻撃が欠かせない　

・・・そうすることで台湾国民が空路も鉄路もバスも動かず、TVもラジオも点かない静かな朝を迎えることが出来るから“後がやりやすい”。




なお、日本側の報道でよく耳にするのが「尖閣諸島を中國が盗りに来る」と言うまことしやかな妄想です。

そんなしょうもないど素人戦略を、幾らなんでもお馬鹿な中国人民解放軍でも立てる訳が無い。


そんなことをしていたら、世界最強の自衛隊戦闘機が背後からこそーっと強襲して来るでしょうが。

敵に勝つ戦略とは、先に国家機能を喪失させないと勝つことが出来ない。その後で戦術を展開する。


その前に、東シナ海で空と海上と海中から中國軍艦と潜水艦を全隻２４時間動向を監視しているのが唯一海上自衛隊だけです。中國には能力が無い！

だから、東シナ海を制圧するのは自衛隊で在る。そんな日本相手に、東シナ海を安全に航行して尖閣諸島まで中國艦隊が辿り着けるのか？です。

【前米国防長官「台湾は主権国家」　「一つの中国」政策転換を提唱】

国同士ではなくて、そもそも台湾国民の想いは？　・・・　台湾政権与党で在る民進党の党是は【台湾独立】です、それ以外になにも在りません。

民進党首の蔡英文台湾総統は【台湾独立】を公約にして、２０１６年１月の国政選挙で当選。蔡英文総統のフラッグは、昔から【二つの中國】です。



そして、蔡英文台湾総統が２０２０年１月に再選。この選挙では中國に融和を執る国民党（＝大陸からやって来た外省人の蒋介石国民党軍）がコテンパンにKOされた　・・・　国民が【一つの中國なら今の香港になる】と怒った！

その理由は、中國が台湾に提議した香港方式【１国２制度で中台を統一】の結果現実が、２０２０年１１月の【香港民主化活動を武力弾圧】で在った。



【一つの中國】　・・・　これを受入れ合意したのが２０１５年１２月まで８年間政権与党の国民党政府馬総統。然し、【二つの中國】を掲げたのが民進党。

結果、台湾国民が２０１６年１月と２０２０年１月の台湾総統選で民進党の蔡英文党首を台湾総統に選んだ。これが【台湾国民の想い】そのものです！




然るに、今回の中國とアメリカに因る【台湾を巡る舌戦】に於いては、台湾の民意が置いてきぼりにされて、単に米中覇権の具にされた侭で在る。

この舌戦責任は全面的に【一つの中國を支持するアメリカ】側に在る。アメリカ歴代大統領が民主主義を掲げる癖に、台湾国民の民意に迎合しない！


初来日バイデン大統領が台湾有事に言及し（＝台湾から集団的自衛権行使要請が来たら？の記者質問に）、【イエス！】と答えたのが転換点だった。

翌日、米国政府国務長官が【イエス！を否定】した。即ち、閣内不一致だ。然し、不一致でも何でも大統領の発言は「覆水盆に返らず」で在る。




予てから【健忘症が持病と揶揄のバイデン大統領】だが、今後【イエス！】を撤回したら世界から相手にされなくなる、アメリカ離れが展開する。

これが嵩じると、イギリスの【俺がアメリカに替わり世界安全保障態勢を護持する盟主に成る！（既に、英国外相が提議済）】支持が世界で急増する。


【アメリカ離れが展開する】　・・・　その証明が、今回のウクライナ戦で北欧がNＡＴＯ加盟申請と永世中立国家スイスがＮＡＴＯを加勢の転換に在った。

国際法で条約に準じる合意と覚書をアメリカがロシアの真似をして堂々と破ったからロシア外交官もチョー驚いた　・・・　安保条約が【偽札】だった！　


今、欧州社会（＝ロシアも欧州に分類、実はロシアの夢と本音が「NATOに加盟」で在る）は、２０２２年度軍事予算を急増させた。

もう約束破りの【アメリカに縋れない】から、国防は自助努力で邁進するしかないと決断した。この流れが起きているのを喜ぶのがバイデンと来た。




このアメリカにとって“悪夢”は、全てが約束破りのアメリカに責任が在る。

ウクライナの安全保障態勢を約束した２８年前の【ブタペスト覚書】で保証人に立ったアメリカが、ロシアに因るウクライナ侵略を阻止出来なかった。


即ち、プーチンがバイデンを【どうせ】と侮ってウクライナに踏み入った。

バイデンが口先だけの男で在り、２月中旬の米国海兵隊１個師団８，５００人派遣表明も、「実際はハッタリ」とプーチンから読まれていた。


プーチンが侮った根拠が、２０２１年８月３１日の在アフガン米軍の撤退に在った。実際は円満な撤退ではなく【夜逃げのアメリカ軍】も同然で在った。

【夜逃げのアメリカ軍】ゆえに、軍倉庫内に２０個のケージに入れられた侭の軍用犬（＝海兵隊特殊部隊の強襲作戦に帯同する大型犬）が、水もエサも無く鍵を掛けられて放置されていた。これにトランプ前大統領が激怒！　・・・　【俺なら気付かれずに脱出させることが出来た！】とバイデンを批判した。




今回のウクライナ戦勃発でアメリカに因る２８年前の【ブタペスト覚書】約束破りに付いて　・・・　日本で安全保障の神話扱いで在った日米安全保障条約に国民が危惧を覚えた世論調査結果が８割に達したこと。

宣戦布告もせずにロシアに因る一方的なウクライナ侵略　・・・　「戦争」こそが非民主主義を象徴する社会そのもので在ること。


戦争は非民主主義の社会だからこそ、そこでは国際法・条約・国内法・憲法が須らく【紙切れ】状態に成る。即ち、誰も訊く耳を持たないので在る！

この、【法の支配体制が紙切れに】陥る社会で何を説いても、馬の耳に念仏・豚に真珠で在り、どんな立派な思想でも価値を判る人などいない。




ところが、未だに立憲共産党泉健太代表が９条改憲に尻込みどころか後退りする始末で在る。とにかく、国防強化を反対して脆弱化を図利している。

立憲共産党が改憲の国会内協議会も欠席するから、国会議員の責務を放置している　・・・　国民の安全保障をまったく意に介していないのだ。




戦争放棄の平和憲法を世界に説いたら、世界が平和になると自分で本当に信じる怪しい思想ばかりの立憲共産党に下記の史実を進言します。　

・・・　終戦後の憲法９条制定草案に付いて、国会で政権与党の自由党を最後まで困らせたのが実は日本共産党でした。



日本共産党の発議：【独立国家が軍隊を失くし戦争を放棄することは在り得ない】　・・・　志位委員長と小池局長さん、貴方達の言葉を忘れません。

来る改憲時には、当時の日本共産党の発議を改憲条文にして貰いたい。




未だに尖閣諸島が日本の領土であると宣明しないアメリカ大統領で在る限り、アメリカ政府は尖閣諸島が日本の領土を否定も同然で在る。

我々は今の曖昧な立場の侭で、最期はアフガンで置き去りにされた米軍海兵隊パートナーの軍用犬扱いにされたら堪ったものじゃ在りません。


国連議決で要請の集団的自衛権行使の責務？　・・・　だからといって、加盟国が一応ではありません。

どんなに、政府の行使命令でも自衛隊ですら【能力以内の行使か？　政府は作戦リスクをどこまで認めるのか？　国際社会正義に適うのか？　日本国益に沿うのか？】行使可の四条件に適わないと【動きません】。

基地問題有識者会合で、【玉城デニー知事「ゼレンスキーです」発言】

「冗談」・「ジョーク」・「軽率」・「お詫び」　・・・　今さら玉城知事の舌禍に抗議する方が可笑しいのです、今まで知事の舌禍が何度在ったでしょうか？


玉城知事に於いては、何度もツイッターで中國を持ち上げた悪辣言動が在った（＝玉城知事が直ぐ削除したが、マスコミが保存した）。

・・・「尖閣は海警がパトロールするから（石垣島漁協は操業で）刺激しない方が良い」・「中國が沖縄を侵略する事実は在りません」。


正に、中國外務省報道局副部長よりも過激な挑発を執る玉城知事の発言で在る、それが沖縄県知事の所作で在る。

なお、石垣島漁協の提議：【尖閣諸島海域に操業計画書（出漁日時、船名、到着予定時刻】報告は事前に行政へファクスするが、【その到着日時に何故か海警が何時も待ち構えている、情報が中國に漏れているのではないのか？】の質疑報道が在った。なんと言う事態なのだろうか！！


それって、玉城知事か知事公室が関与していないのか？我が国の行政権力機関に中國のスパイが居たことになる由々しき事態で在る。

菅官房長官が定例記者会見で事実解明を約束したが、結局、うやむやのままで騒動が“収束”した。海上保安庁や国土交通省や政府内閣府にスパイが居ないとしたら、その報告先って沖縄県庁も入っているのではないのか？




「（アメリカン）ジョーク」　・・・　フランス「エスプリ」や、イギリス「ブラックジョーク」など機知に富んだ「冗談」なら紳士淑女の身だしなみで在り、そう言う“話術に長けた”方が会合の場などを和ませる。これが出来れば一人前です。

英国のジョークは機知に富む方ほど尊崇される。その経緯が英国の議会制度（＝国会議事堂の議席は与野党議員が向き合う構造）から来た。即ち「与野党議員が向き合う国会議事堂」とは【議論の場】で在ること。


これが所以で、イギリスでは議論対峙法が発達して来た経緯が在る。その議論対峙法は大学でも教科が在り、恰も【議論の競技】と化しているのだ。

それが、言葉だけはお馴染みの【デイベート】です。英国大学の【議論の競技】では、先ず議論テーマに「賛成と反対のグループに分ける（＝学生側に事前告知無し）」、グループ側がテーマを検討して立場の根拠を次々主張する、その優劣を付けるのが“傍聴の学生達”で、教授が進行役目を執る。


なお【デイベート】議論進行のマナーが、【一人３分間の弁舌を守ること】・【弁舌を野次等で妨害しないこと】・【テーマに関係ないことを持ち出さないこと】・【同じことを繰り返さないこと】で在り、至って簡単なルールで在る。

この、大学授業の教科で若者が議論法を鍛え上げられるイギリスだから、国会議員に成ったらなおさら【アゴが立つ】訳です。


こう言う議論対峙で勝てる高等人材教育を若者に施したら、将来、国際社会で立派に通用する若者と化す。

外交で勝つ政治家と官僚、貿易で勝つ商社マン、その根底に在るのが何事にも動じない【アゴが立つ】形成人格です。さすがに旧列強の伝統で在る。




１０年以上前に、イギリスの大学生らが都内の大学で【デイベート】の在り方を見せてくれたことが在る。一言で言えば裁判方式みたいなやり方だ。

やはり、そこは伝統のイギリスで在り主張のどこかに「クスッ」と笑えるジョークを仕込んで来る。


そう言う方の主張に“傍聴席”は味方する。一人でも多く味方してくれないと、最期は“傍聴席の多数決で決まる”からジョークが益々先鋭化した。

だからこそ、そう言う欧州のブラックジョーク・エスプリと違って、逆に人格や人種差別に繋がる様な、他人が聞いて不快感を催す様な【悪意系ジョーク】は怪しからんのです。玉城知事、貴方は今回そう言う人格と見做された。



（㊟　英国首相チャーチル　議会で野党女性議員の質疑「私が貴方の妻なら、貴方の飲み物に毒を入れますわ！」に対し、チャーチル首相の答弁「私が貴女の夫なら、ためらわずに直ぐ飲みほします！」と来た！）



玉城知事の「冗談（のつもり言い訳）」は、凡そに【悪意系ジョーク】に分類される事を玉城知事がまったく理解も及ばず、【悪態】を吐いた自覚すら皆無で在るから今も反省が在る訳が無い、その人格が知事の訳だ。

即ち玉城知事が想いもしなかった【悪意系ジョーク】とは、外国人や多民族そのものに【悪態を吐く】と受け止められたら、人格侮蔑に繋がる【人種差別用語】だと欧米先進国際社会では指摘され問題に成る。そこに想いをはせない玉城知事は、即ち【人権護持の矜持】がないのだ！



この舌禍の件は、在日ウクライナ大使館から沖縄県庁へ質疑が届いていないのでしょうか？　・・・　欧州は、大統領（＝国民の代表）を馬鹿にされたら怒りのほこ先が先鋭化します、つまり単なる【冗談】では済まなくなる。

欧州社会の人権護持矜持　＝　国益と同格で在る。こう言う指摘を日本国民は「なんで？」と疑義するだろう、それだけ日本が欧米社会に周回遅れだ。



【人権が国益と同格】だからこそ、国益が棄損される外圧にはウクライナ・ゼレンスキー大統領の様に、１０倍の軍事力ロシアに降伏せずに挑んだ。

ウクライナ国民は外圧を許すまじで在り戦闘で死ぬ事よりも戦いを選んだ。
然し、玉城知事に尖閣諸島を中國から守り通す覚悟一つあるのだろうか？




【人権が国益と同格】の事例が２０２０年１２月に、「中國政府が、香港民主化学生活動指導者の周庭女史を収監した人権弾圧に怒ったイギリスが中國対峙に踏み切った」事でした。香港宗主国のイギリスが激怒した。

イギリスが中國対峙に転換　・・・　　イギリスが現時点で世界最強の原子力空母クイーンエリザベス（＝世界最強ステルス垂直離着陸戦闘機F３５B型ライトンニング３６機艦載）打撃群艦隊を、２０２１年度に南シナ海の監視派遣と宣明。南シナ海に原空を？　・・・　これを、中國の「喉元にあい口」と表す。


その世界最強原子力空母クイーンエリザベスの護衛艦として、オランダがミサイル駆逐艦１隻を英国軍港出撃同時に打撃群艦隊に加入した。

それを見たスペインが先で加入の意を示した。なんでスペインまでも？　・・・　かつて、オランダはスペインの植民地で在り両国とも列強としてアジアで覇権争いの関係に在った　・・・　なんとかの敵をアジアで撃つって訳です。



遂に、アジアで両国の覇権争いに終止符を打ち勝利者がオランダで在った。無敵艦隊スペインが旧植民地のオランダに負けた衝撃の一戦でした。オランダの勝利に貢献が徳川家康公。江戸幕府と蘭国は蜜月関係だった。

蘭国が「アセアンのスペイン牙城を叩き潰すために日本の武士を貸してくれないか（雇兵の願出）」。それに、徳川家康公が大隊規模の武士６００人をオランダ海軍に貸しスペイン牙城に向かわせた。


オランダの戦略は、①スペイン牙城の島を蘭国海軍艦隊が正面攻撃する、②その隙に日本の武士が小舟で島の反対側に上陸して両国軍ではさみ撃ちにする事に在った。

この①②戦略は、今の世界最強殴り込み部隊で在るアメリカ海兵隊が強襲上陸で伝統の「エアボーン・はさみ撃ち戦術」のはしりで在った。それを成功に導くのが特殊部隊日本武士６００人で、スペイン海軍地上戦部隊の背後から日本刀で一斉に切り付けたので、守備隊が間もなく壊滅したとされる。




そして、英・蘭に続いて同じ旧列強のフランスが２０２１年度に原子力空母打撃群艦隊を南シナ海監視で寄こすと宣明。英・仏と言えば近世で１００年戦争を果した伝統のライバル同士、英国の出方を仏が見て打って出た。

フランスの派遣ＰＲが、南シナ海に【戦略攻撃型ＳＬＢＭ原子力潜水艦（＝保有数が１０隻を超える海洋国家フランス）】を追随させるで在り、先に来た。


然も、フランスが南シナ海監視活動写真も度々発信した。正に、中國に対してSＬＢＭ潜水艦が「今ここに居るよん、早よ来てね♪」と判る様に真上に補給艦を追随させる挑発までサービスをしてくれた。中國？　・・・　沈黙！

未だ続く、２０２０年１２月３１日大晦日にドイツ首相メルケル氏が【２０２１年度にドイツ海軍フリゲート艦１隻を日本に長期派遣する】と宣明した　・・・　実は、習近平国家主席にとっては「うっそーっ！」の晴天の霹靂ショックだ。メルケル女史の決断理由は、周庭女史の人権を弾圧した怒りに在った。


中國の驚きは、国策の西進策経済圏構築【一帯一路】の終着駅がドイツで在るが、そのドイツが中國対峙に転換したら迷子になってしまう。

習近平の終着駅ドイツに仕立てるために、中國が長年に渡り対ドイツ貿易拡大に勤しみドイツに甘い汁を吸わせて来た結果、ドイツの貿易量が中國依存一極化してしまったから、「ドイツは中國に従う」と踏んでいたからだ。


中國の国益とは単なる【カネ】で在るが、欧米社会の【国益は、プラス人権】とする不可分の関係に在るのを習近平が知らなかった。即ち中國式【カネ外交策略（カネばら撒き、過分な融資）】だけでは欧州社会に通用しなかった。

この究極の誤解原因が、中國の国是に存在しない【人権の護持】であった。




そう言う日本も中國の人権無視と似たり寄ったりで在り、中國政府に因るウイグル少数民族虐待の一つ「外貨収入策の綿花事業を強制労働で維持していること」を、今も自民党高齢者層（＝中國融和主義で誰にも負けない二階元幹事長が象徴）が依然として中國政府に沈黙した侭で在ること。

・・・沈黙どころか、２０２１年８月の中國共産党創設１００周年記念式典に祝電を寄こしたのが【二階自民党幹事長・共産党志位委員長・立憲共産党枝野幸男代表】の三羽烏で在った　・・・　み～んな、同じ穴の狢で在る。



なお、「中國融和主義で誰にも負けない二階元幹事長」をアメリカ情報部CIAが【監視対象先に計上】していることが２０１９年に発覚した、日本の個人では唯一CIAの監視対象先で在ることを、二階氏が意に介しない。

自民党重鎮の二階議員さん　出来ることならアメリカに外遊と直接投資だけはご遠慮下さい、今までの事例で事情聴取や資産凍結の可能性が在る。



同じく、CIA監視対象先日本の団体部門では【神戸山口組】【北九州工藤会】と言う「武闘派暴力団」だけです。

然し、単なる暴力団だけではなくCIAの監視下根底の考えに【マネーロンダリング疑惑】が在る。


マネーロンダリングと言えば中國が大家、二階派閥議員も一昨年カジノ誘致問題で中國の業者から賄賂を得た、正に派閥ぐるみのことで在る。

然し、マネーロンダリングに付いてはアメリカ商務省が曰く【アメリカは世界のその日のドル決済を全て承知している】　・・・　そう言う、世界のドル決済監視網システムがアメリカにちゃんと在る訳だ。




なぜならば、アメリカ国内では携帯電話一つ【危険な言葉を使った通信】内容を毎日時事で検知する国家の通信システム監視態勢が構築出来ている。

このお陰で、幾度となくテロリストの悪辣な企画が事前に検知されて全員逮捕に繋がった。


同様の監視システムを持つのが、公表されていないので推定に過ぎないが【イギリス・フランス・ドイツ・その他西欧】で在り、幾度となく通信傍受と監視でテロリストが監視検挙されて来た、特にイギリスとフランスで。

そして、あからさま過ぎて間違いないのが【中國・ロシア】のこと。世界最悪の通信監視国家は中國で在る。




・・・だからこそ中國は一帯一路国策ルートの国々に国営ファーウェイ製スマートフォンを大量に寄こして来る理由だ。目的が情報管制に在ること。

一帯一路で中國から情報管制された事例が、バングラデシュのこと。


バングラデシュの農村には電信柱を見受けない過疎地ばかりと見たら、国民の８０％がファーウェイ製スマートフォンを保有して【通話・メール・投稿・写真動画転送・各種検索・買物・送金・決裁】が徹底するので不自由がない。

即ち、それらが中國に自動転送されるチップが組み込んで在るので、中國はバングラデシュのことをバングラデシュ政府よりも良く知っている訳だ。


こうやって中國一帯一路その実新帝国主義構造が世界で造られて行く。　

・・・結果、情報管制のバングラデシュで今後なにが起きるのか　⇒　今の中國国民の二の舞いが起きる！

【海上保安庁　「KAZUI」の左側船底に3か所空く穴などを調べる方針】

サルベージ船が引き上げ後に横付けの「KAZUI」の写真　・・・　外見上、船体の一部損壊も無く全体的に綺麗。

「左側船底に3か所の穴」から同時に海水大量流入で水平沈没原因は、海上保安庁の今後の調査に拠ります。


引き上げ後「KAZUI」の写真　・・・　似た様な引き上げ船を横浜市で見学したことが在る、２１年前に奄美大島沖合で不審船（北朝鮮）が船内の自爆装置で自沈した事件です。

不審船が引き上げされて横浜で展示された、大きさは「KAZUI」程度で一級小型船舶免許で乗れるクルーザー限度の全長２０ｍ程度。自爆で船底に穴が空いて真っ直ぐ水平沈没した。




海上保安庁が、複数の巡視船が不審船を追跡して停戦命令を下す様子の動画を、後日ユーチューブで公開した。

始めのころは不審船が高速で逃げ回ったが、遠く外海になると波高が２ｍ程度になり不審船の速度が５ノット（＝時速１０ｋｍ未満　因みに足が遅い中型の沖縄津堅島カーフェリー便は時速１５ｋｍ程度）まで急速に落ちた。


その後は３ノットまで落ちたが、不審船が追い駆けっこの最中に巡視船と何かのかけ引きをしていた訳ではないのです。波高で速度が出せない！



追跡の巡視船は数百トン重量ゆえに波高に対する問題が無いが、全長２０ｍ程度の小型船舶の不審船や「KAZUI」なら波高が３ｍにもなるとその程度まで速度を落さないと航行が不安になる。


だから「KAZUI」が出港後に遊覧海域の波高が２mになった報道が在ったが、それこそが真面な遊覧の状態では無かったのです。

そして、間もなく波高が３ｍの報道　・・・　おそらく、船内では乗船客の中から幾つか声が上がっていた。その、不安視の光景が想い浮かびます。


小型漁船で波高２～３ｍを体験したことが在る。少し外海で波が出た、その波高が「目線の上よりも高い」状態で在り、次々と高く来る波高を見ると怖い。

操舵室を振り返り「船長！」と声を出したら、微笑の表情でなんら動じていない。そして１分後に「はいっ　帰りまーす」と拡声器が大きく聞こえた、やっぱり危なかったんだ。帰港時の内湾は静かだった、かくも違うのだ。




横浜まで引き上げ不審船の展覧を見に行った理由は、海上保安庁のユーチューブ動画で、巡視船が波高２～３ｍで上下に揺れる艦橋の２０ｍｍ機関単砲を手動式回転銃塔から船体射撃映像の結果を確認したかったから。

あの“時化”の状態で、巡視船射撃隊員（ヘルメット・戦闘服姿）が動じることも無く、両手で２０ｍｍ機関砲取っ手を握りしめ船体射撃を開始した。


夜中の船体射撃は、連発の２０ｍｍ砲弾が曳光弾の様に輝き繋がっている様に見える。すると幾らかの砲弾が波高の“山”に突っ込んで行き、また再び“山”から飛び出して不審船に当たる映像に凄く驚いた。

船体射撃は、不審船のエンジンが在る船体左舷の前部に集中していた。不審船の後部はドッグ型で上陸用舟艇を格納式と判っていたからだ。なお、通信傍受で奄美沖を不審船が領海侵犯中と通報したのは在日米軍です。


鉄鋼製の不審船体左舷前部に直径１０円玉サイズの穴が数百個空いている、船体前部の上下に巡視船の２０ｍｍ機関砲弾が当たった跡です。

船体右舷前部に回ったら驚きの光景でした、鉄鋼船体を２０ｍｍ機関砲弾が貫通していた。貫通の跡が手のひらサイズで、まるでハイビスカスの花のように四方にめくれていた。これが、マッハ３の衝撃力だった。


展示の武器に、２本のレール移動銃座式の旧ソ連製１２，７ｍｍ重機関銃の横に替え銃身が一本添えて在った。機関銃も機関砲も戦車砲も艦砲も寿命は８，０００発で在り交換しないといけない、それを不審船が備えていた。




なお北朝鮮不審船展覧会場の片隅に、いつの間にか献花台が備えて在った。来館者が次々慰霊して皆が弔意を表している、お供えも在った。その光景を観て、「ああっ　やっぱり日本人だな　伝統だ」と嬉しく想った。

日本人は１，０００年前に伝来した仏教の死生観が所以で、所謂、誰でも「死んだら神様よ」の伝統的な精神美徳矜持を世界で唯一持つ国民です。



その慰霊施設に沖縄県糸満市平和記念公園が在る。沖縄地上戦で戦没の県民・日本兵・米国海兵隊員・諸外国人の名前を石碑に刻み後世に遺す施設です。戦没者の御霊を分けへだてなく公平に追悼する思想を基にする。

この様に外国人の御霊を追悼する施設は国内に大なり小なり何処かしこに所在する。戦没者に限らない、石垣島も遭難船中國人慰霊施設が在る。



長崎県対馬市には大戦後の韓国済州島で虐殺事件（韓国軍が済州島民を弾圧無差別大量殺害）の遺体が次々流れ着いたことに、対馬市民が今も追悼式を営んでいる。　

・・・韓国政府は無関心、なぜなら済州島事件は韓国政府の不都合な真実（＝暗黒の史実）で在るから闇に葬られた真実と化した。


文在寅前韓国大統領も済州島民に謝罪も賠償もしなかった。朴槿恵元大統領だけが“単なる言及”を１回したが、謝罪の言葉などするものですか。

それどころか、済州島に事件被害者の慰霊塔すら建立されていない。ここに、儒教社会韓国と仏教社会日本の思想と精神矜持の格差を視る。

【海上保安庁　「KAZUI」の左側船底に3か所空く穴などを調べる方針】

サルベージ船が引き上げ後に横付けの「KAZUI」の写真　・・・　外見上、船体の一部損壊も無く全体的に綺麗。

「左側船底に3か所の穴」から同時に海水大量流入で水平沈没原因は、海上保安庁の今後の調査に拠ります。


引き上げ後「KAZUI」の写真　・・・　似た様な引き上げ船を横浜市で見学したことが在る、２１年前に奄美大島沖合で不審船（北朝鮮）が船内の自爆装置で自沈した事件です。

不審船が引き上げされて横浜で展示された、大きさは「KAZUI」程度で一級小型船舶免許で乗れるクルーザー限度の全長２０ｍ程度。自爆で船底に穴が空いて真っ直ぐ水平沈没した。




海上保安庁が、複数の巡視船が不審船を追跡して停戦命令を下す様子の動画を、後日ユーチューブで公開した。

始めのころは不審船が高速で逃げ回ったが、遠く外海になると波高が２ｍ程度になり不審船の速度が５ノット（＝時速１０ｋｍ未満　因みに足が遅い中型の沖縄津堅島カーフェリー便は時速１５ｋｍ程度）まで急速に落ちた。


その後は３ノットまで落ちたが、不審船が追い駆けっこの最中に巡視船と何かのかけ引きをしていた訳ではないのです。波高で速度が出せない！



追跡の巡視船は数百トン重量ゆえに波高に対する問題が無いが、全長２０ｍ程度の小型船舶の不審船や「KAZUI」なら波高が３ｍにもなるとその程度まで速度を落さないと航行が不安になる。


だから「KAZUI」が出港後に遊覧海域の波高が２mになった報道が在ったが、それこそが真面な遊覧の状態では無かったのです。

そして、間もなく波高が３ｍの報道　・・・　おそらく、船内では乗船客の中から幾つか声が上がっていた。その、不安視の光景が想い浮かびます。


小型漁船で波高２～３ｍを体験したことが在る。少し外海で波が出た、その波高が「目線の上よりも高い」状態で在り、次々と高く来る波高を見ると怖い。

操舵室を振り返り「船長！」と声を出したら、微笑の表情でなんら動じていない。そして１分後に「はいっ　帰りまーす」と拡声器が大きく聞こえた、やっぱり危なかったんだ。帰港時の内湾は静かだった、かくも違うのだ。




横浜まで引き上げ不審船の展覧を見に行った理由は、海上保安庁のユーチューブ動画で、巡視船が波高２～３ｍで上下に揺れる艦橋の２０ｍｍ機関単砲を手動式回転銃塔から船体射撃映像の結果を確認したかったから。

あの“時化”の状態で、巡視船射撃隊員（ヘルメット・戦闘服姿）が動じることも無く、両手で２０ｍｍ機関砲取っ手を握りしめ船体射撃を開始した。


夜中の船体射撃は、連発の２０ｍｍ砲弾が曳光弾の様に輝き繋がっている様に見える。すると幾らかの砲弾が波高の“山”に突っ込んで行き、また再び“山”から飛び出して不審船に当たる映像に凄く驚いた。

船体射撃は、不審船のエンジンが在る船体左舷の前部に集中していた。不審船の後部はドッグ型で上陸用舟艇を格納式と判っていたからだ。なお、通信傍受で奄美沖を不審船が領海侵犯中と通報したのは在日米軍です。


鉄鋼製の不審船体左舷前部に直径１０円玉サイズの穴が数百個空いている、船体前部の上下に巡視船の２０ｍｍ機関砲弾が当たった跡です。

船体右舷前部に回ったら驚きの光景でした、鉄鋼船体を２０ｍｍ機関砲弾が貫通していた。貫通の跡が手のひらサイズで、まるでハイビスカスの花のように四方にめくれていた。これが、マッハ３の衝撃力だった。


展示の武器に、２本のレール移動銃座式の旧ソ連製１２，７ｍｍ重機関銃の横に替え銃身が一本添えて在った。機関銃も機関砲も戦車砲も艦砲も寿命は８，０００発で在り交換しないといけない、それを不審船が備えていた。




なお北朝鮮不審船展覧会場の片隅に、いつの間にか献花台が備えて在った。来館者が次々慰霊して皆が弔意を表している、お供えも在った。その光景を観て、「ああっ　やっぱり日本人だな　伝統だ」と嬉しく想った。

日本人は１，０００年前に伝来した仏教の死生観が所以で、所謂、誰でも「死んだら神様よ」の伝統的な精神美徳矜持を世界で唯一持つ国民です。



その慰霊施設に沖縄県糸満市平和記念公園が在る。沖縄地上戦で戦没の県民・日本兵・米国海兵隊員・諸外国人の名前を石碑に刻み後世に遺す施設です。戦没者の御霊を分けへだてなく公平に追悼する思想を基にする。

この様に外国人の御霊を追悼する施設は国内に大なり小なり何処かしこに所在する。戦没者に限らない、石垣島も遭難船中國人慰霊施設が在る。



長崎県対馬市には大戦後の韓国済州島で虐殺事件（韓国軍が済州島民を弾圧無差別大量殺害）の遺体が次々流れ着いたことに、対馬市民が今も追悼式を営んでいる。　

・・・韓国政府は無関心、なぜなら済州島事件は韓国政府の不都合な真実（＝暗黒の史実）で在るから闇に葬られた真実と化した。


文在寅前韓国大統領も済州島民に謝罪も賠償もしなかった。朴槿恵元大統領だけが“単なる言及”を１回したが、謝罪の言葉などするものですか。

それどころか、済州島に事件被害者の慰霊塔すら建立されていない。ここに、儒教社会韓国と仏教社会日本の思想と精神矜持の格差を視る。