2022年06月19日
接続水域に中国海警4隻20220619
6月16日の世界日報
Posted by チョウケン at 18:22│Comments(1)
│尖閣
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【18日ウクライナ東部ルガンスク州セベロドネツク近くで上がる煙(露タス通信)】
草原や原野の奥の丘陵地帯から更に奥の遠方で、高さ数百mも舞い上がった、でかい一本の「白煙」写真 ・・・ いったい、なんの煙でしょうか?
空爆による火災煙とは違う気がします、そのそもが、爆弾や榴弾やロケット弾やミサイルであのような巨大な白い煙が立つ訳が在りません。
白い煙の直径が推定300m ・・・ 恐らくは、プーチンが燃料気化爆弾を使用した証拠写真で在ると察します。もう、馬鹿の四乗プーチンだ!
燃料気化爆弾 ・・・ 33年前のイラク湾岸戦争で多国籍軍を引率する米軍が砂漠で一発使ったことを、同軍のイギリス陸軍将校が写真を撮り「米軍が・・・核を使った!」と誤解した投稿が西側で報道された、あの白煙だ!
気化爆弾は落下傘で降下させる、高度数十メートルに落下したら破列して白い霧がまんべんなく地上に蔓延する、その直後、巨大な火の玉に変わる。白煙から火の玉って、白リン弾(=手榴弾、戦車砲弾)みたいな構図だ。
その巨大な火の玉が地上の酸素を一度に食い尽くすから、地上や建物内の人間は酸素不足の前に急激な気圧低下で内蔵が口から飛び出すとまで指摘される ・・・ もちろん、国際法で人道違反の爆弾だからプーチンだ!
【ロシア軍600~800人構成の大隊戦術群を30人程度で運用 英分析】
「800人構成大隊を30人で運用」 ・・・ 800人大隊なら、50人小隊が16個隊で下級将校(少尉 中尉 大尉)が小隊に2人づつで計32人で運用。
50人小隊は、10人分隊5個隊で構成するから下級将校に準じる軍曹等の職位幹部が最低80人必要で在る ・・・ この態勢が無い訳だから驚く。
即ち、何が起こるか判らない最前線で、現場将校が戦局情勢判断も応撃法も自分の部下と一緒に決める現場作戦立案態勢が無いので在る。
だから個隊の「頭」を狙撃したら、分隊・小隊・中隊・大隊の指令系統を遮断することが出来るので、途端に烏合の衆ロシア軍に変わる。
ロシア軍は参謀(上級将校、少将・中将・大将)が20人態勢で在るが、既に11人の参謀が現場で狙撃と爆撃で落命してる ・・・ 現代戦で初だ!
新人参謀長(=プーチンと同じく出自が旧ソ連情報部KGB出自)も、ウクライナ前線視察の際にウクライナ軍の砲撃で重傷を負いモスクワに帰還した。
ウクライナ軍狙撃部隊を運営する人物は、元カナダ陸軍狙撃部隊の「伝説の狙撃手」で在り、本人曰く【俺の家は、この硫黄臭が漂う戦地だ!】
そして、ウクライナ軍そのものを指揮運営するのが世界最強の特殊部隊イギリス陸軍空挺部隊のエリートたち。
だからこそ、彼らが立案した奇抜な応撃法で露軍機甲部隊が首都キーウから撤退した。この8年間、ウクライナ軍はNATOに指導を仰いで来た結果が今現れている。
ウクライナは単に軍隊構造改革だけでなく、戦いに絶対的に且つ不可分な要素の「高い国防意識」の醸成が、国民に覚悟と決意を生んだことに在る。
実は、最前線現場の長で在る下級将校にプーチンが直接作戦指揮を下していることが判った ・・・ 古今東西、こんな変てこ軍隊は初めてのこと。
プーチンって元軍人(少将・中将・大将の上級将校で軍参謀、ロシアの場合は大将職位が国防大臣と同格)なのか? ・・・ 元軍人では無い、出自は旧ソ連情報部KGB機関の元三流スパイで薬物工作が大好きと来た。
なぜ大統領がいちいち口出すのか? ・・・ 元を言えば、31年前まで社会主義国家で在ったロシアの独裁統治構造そのものが残滓の土壌が在る。
即ち、社会主義統治行政イコール独裁構造ゆえに、「上意下達」と言う社会主義国家特有の官僚構造「中央政府の命令だけに従うことの金科玉条」が根源に在る、即ち「余計なことを考えるな、言われたことに従え」です。
独裁統治官僚主義って経済が景気が良い時には「上意下達」だから、行政末端は上の指示を守れば国家そのものが上手く運営出来る。
「上の指示を守る」 ・・・ ロシアの場合は、伝統工芸文化の域に達しているから、優秀な官僚でも前例主義のがんじがらめで身動きがとれない。
その様な独裁に因る絶対官僚統治主義のロシアでは、何かが起きた場合の対処が実に素早いから有事に際して国家運営の操縦桿捌きが早いのだ。だって、行政と司法の体系も全員が「指示待ち人間」に造られたからだ!
それに比べて西側陣営の民主主義議会制度三権分立制なんて、最悪の欠点が有事で必ず発露して国の一大事が起きる ・・・ 社会の何かを改めるためには新法の施行を議会が行なうが、施行までがとにかく遅過ぎるのだ!
その遅過ぎる「もう、白ける!」議会決定を我々も散々見て来た。こうなると、有事の際でもなんでも「議会が全く機能しない制度の独裁統治」の方が国のリスク対応が早いに決まっているさ! ・・・ 議会無用論が独裁で在る!
ところが、独裁統治官僚主義の国家は予てから「上意下達」統治ゆえに、不景気が深刻になると、下っ端は行政が膠着しても官僚自ら「そうだ、こうしよう この様に改めよう!」と決意することは100%在り得ません。
31年前に、旧ソ連が経済失政で国家崩壊に至る直前の行政現場の様子を、現場官僚がマスコミに投稿した内容が話題になり日本まで報道された。
「早朝、登庁したら室内は深夜に中央から送られて来たファクスの紙の山だった!」 ・・・ 映画に「会議は踊る」が在ったが、旧ソ連の場合は「紙が舞う」状態だった。指示ばかりで誰も動かない無責任な社会に陥っていた。
この、旧ソ連独裁官僚主義統治の延長線上に プ ー チ ン が居る。だから、ロシアはウクライナ侵略と言う造った有事に際して、功を焦る軍事音痴のプーチンが最前線の大隊下級将校まで一々口を出す理由で在る。
なぜ、最前線の将官に作戦を一々口を出すのかのもう一つの理由が在る ・・・ 世界の独裁者に共通する核心的な欠点が在る、即ち外交でも内政でも「独裁者は軍事力でしか理解が出来ない」からだ。
然も、下級将校までもイエスマンに育まれているから常に指示待ち人間で在り、プーチンは「頼れる兄貴! 兄貴~っ♪」を演じて恍惚状態で在ること。
更に驚くのは、「軍事力で物事の理解に長ける」プーチンが、露軍を自分のイエスマンに育てたと言う戦闘能力欠陥構造に自覚が無いと来た。
なお、ロシア軍の場合、下級将校は契約将校制を執りいわゆるアルバイト軍人だ。そして、ウクライナ戦に投入された大半が徴用兵で新人そのものであった ・・・ この構図に、ロシア軍が戦略(ウクライナに勝つこと)を持たずに只単にプーチン元帥が描いた戦闘ゲームで「踊らされていた」。
「徴用兵で新人」を最前線で矢面役に立たせた ・・・ こんな捨て駒事例が我国でも在る、145年前の西郷隆盛どんに因る新政府相手の西南戦争です。西郷どん進軍の最前線に立てたのが、宮崎県から強制徴用した若者150人です。盾にされた150人は全滅、こう言うことを薩摩隼人がするから隣県の宮崎・熊本・大分・そして奄美・沖縄までが、今も薩摩に嫌悪感を持つ。
ロシア軍地上戦部隊の位置付け ・・・ 下級将校まで契約軍人、徴用兵で新人、おまけに外国人雇用兵、そして大統領の現場介入の全ての構図が地上戦部隊を只単なる「消耗品」として見做している。
プーチンの「消耗品」扱いだからこそ、軍人としての当たり前の演習鍛錬も資格取得も、命令を守る軍人精神教育も疎かで在り、若者で在れば社会常識道徳国内法などの人間教育も在る訳が無い。どうでも好い位置付けだ!
だから、この結果が現場での命令違反や不服従や敵前逃亡や脱走やわざと同士討ちや、あろうことが一般人殺害や性暴力や窃盗に勤しんでいる理由で在ること。ロシア陸軍は、最初から普通の概念の軍人じゃないのだ。
この現実を判らずして、日本のマスコミが「ロシア兵がぁっ・・・!」と報道に余念がないが、その理由を探ろうともしない。現場に出向き取材を貫徹する気概も姿勢も無い ・・・ 日本の全国紙記者も楽な仕事になった。
読売新聞社長渡辺恒雄氏が曰く【国民に知らせる重要情報取材なら、記者は何をやっても良い!】と裁判所で証言した。スパイも厭わない決意だ。
これが、「読売に渡辺在り!」とマスコミと政界から賛辞された渡辺記者の職業論で在る! 国家機密をリークしてでも、国民の利益になるからどんなことでも意に介しない記者魂を現わした。その通りです、これが新聞記者だ!
自衛隊は志願兵です、国防に対して最初から覚悟と決意が在る若者だから全国から多くの志願が来る。 3軍の自衛隊員募集もサイトで【それなりの覚悟が要ります】と大書きしている。
中でも、南西諸島防衛専任の我国の海兵隊:佐世保陸自水陸機動団1個旅団3,000人(特殊部隊200人態勢)は、指令官が「隊員募集に苦はない、全国から若者が志願して来る」と笑顔で語る。時代が変わった感がする。
発足から3年余、「その実力は?」と訊けば、「普天間(米軍海兵隊)よりも上・・・」と語る。少々の自信過剰と聞こえるが、実は納得する。
動向が一切不詳の米軍海兵隊第三遠征軍特殊部隊(=沖縄本島金武町キャンプ・ハンセン偵察大隊600人)だけは、他の陸海空3軍の特殊部隊と作戦統合されない唯一の独立部隊で在り、大統領の電話一本で動く直属部隊。世界で唯一共同訓練を毎月内外で実行するパートナーが我国海兵隊の陸自水陸機動団特殊部隊200人です。体格は見劣りしない強者ばかり。
一方で、ロシア陸軍は最初から覚悟も決意も更々無い徴用兵だから、軍隊そのものが最初から壊れているのも同然で在る。
我が国の志願制度自衛隊に徴用兵が混入した時代を想像して下さい ・・・ 覚悟と決意が在る志願兵組織に、覚悟も決意もない徴用兵が来たら、間違いなく、仲間を危険な目に遭わせる事態が発生する。
意に背いて戦地では捕虜になることが起きるが、その際、徴用兵がどの様な供述をするのかが100%推察出来る。
ゆえに、アメリカ海兵隊では軍人勅諭で「捕虜になったら、シリアルナンバーと名前と生年月日だけを言え 決して、仲間を危険な目に遭わせる情報を死んでも口にするな!」と教育している。
ウクライナ侵略のロシア軍機甲部隊戦車乗組員が、ウクライナ軍のSNS呼び掛け「戦車ごと投降したら100万円を差し上げる!」に呼応した。
直ぐ、「本当に頂けるの?」と戦車ごと投降した原野での写真が報道された。この写真は、プーチンが見らずして何としますか!
なお、露マスコミ【ロシアは2014年以降、段階的に制裁を経験してきた。そのレベルはかなり強まっているが、ロシアはいつでも制裁に対応していたという面もある】
こう言うあがなう精神が、もはやロシア人の遺伝子レベルに醸成されていると仰せなのですね。言わば、西側に「もっともっと虐めてぇっ♪」と聞こえるさ。
「欲しがりません、勝つまでは!」 「一億総火の玉!」 「世界一になるまでうちは耐えてみせます!」のロシア国民の【マゾ】矜持と、「銭のためなら女房も泣かす♪」のプーチンの【サド】矜持、二つが不可分関係のロシアだ!
草原や原野の奥の丘陵地帯から更に奥の遠方で、高さ数百mも舞い上がった、でかい一本の「白煙」写真 ・・・ いったい、なんの煙でしょうか?
空爆による火災煙とは違う気がします、そのそもが、爆弾や榴弾やロケット弾やミサイルであのような巨大な白い煙が立つ訳が在りません。
白い煙の直径が推定300m ・・・ 恐らくは、プーチンが燃料気化爆弾を使用した証拠写真で在ると察します。もう、馬鹿の四乗プーチンだ!
燃料気化爆弾 ・・・ 33年前のイラク湾岸戦争で多国籍軍を引率する米軍が砂漠で一発使ったことを、同軍のイギリス陸軍将校が写真を撮り「米軍が・・・核を使った!」と誤解した投稿が西側で報道された、あの白煙だ!
気化爆弾は落下傘で降下させる、高度数十メートルに落下したら破列して白い霧がまんべんなく地上に蔓延する、その直後、巨大な火の玉に変わる。白煙から火の玉って、白リン弾(=手榴弾、戦車砲弾)みたいな構図だ。
その巨大な火の玉が地上の酸素を一度に食い尽くすから、地上や建物内の人間は酸素不足の前に急激な気圧低下で内蔵が口から飛び出すとまで指摘される ・・・ もちろん、国際法で人道違反の爆弾だからプーチンだ!
【ロシア軍600~800人構成の大隊戦術群を30人程度で運用 英分析】
「800人構成大隊を30人で運用」 ・・・ 800人大隊なら、50人小隊が16個隊で下級将校(少尉 中尉 大尉)が小隊に2人づつで計32人で運用。
50人小隊は、10人分隊5個隊で構成するから下級将校に準じる軍曹等の職位幹部が最低80人必要で在る ・・・ この態勢が無い訳だから驚く。
即ち、何が起こるか判らない最前線で、現場将校が戦局情勢判断も応撃法も自分の部下と一緒に決める現場作戦立案態勢が無いので在る。
だから個隊の「頭」を狙撃したら、分隊・小隊・中隊・大隊の指令系統を遮断することが出来るので、途端に烏合の衆ロシア軍に変わる。
ロシア軍は参謀(上級将校、少将・中将・大将)が20人態勢で在るが、既に11人の参謀が現場で狙撃と爆撃で落命してる ・・・ 現代戦で初だ!
新人参謀長(=プーチンと同じく出自が旧ソ連情報部KGB出自)も、ウクライナ前線視察の際にウクライナ軍の砲撃で重傷を負いモスクワに帰還した。
ウクライナ軍狙撃部隊を運営する人物は、元カナダ陸軍狙撃部隊の「伝説の狙撃手」で在り、本人曰く【俺の家は、この硫黄臭が漂う戦地だ!】
そして、ウクライナ軍そのものを指揮運営するのが世界最強の特殊部隊イギリス陸軍空挺部隊のエリートたち。
だからこそ、彼らが立案した奇抜な応撃法で露軍機甲部隊が首都キーウから撤退した。この8年間、ウクライナ軍はNATOに指導を仰いで来た結果が今現れている。
ウクライナは単に軍隊構造改革だけでなく、戦いに絶対的に且つ不可分な要素の「高い国防意識」の醸成が、国民に覚悟と決意を生んだことに在る。
実は、最前線現場の長で在る下級将校にプーチンが直接作戦指揮を下していることが判った ・・・ 古今東西、こんな変てこ軍隊は初めてのこと。
プーチンって元軍人(少将・中将・大将の上級将校で軍参謀、ロシアの場合は大将職位が国防大臣と同格)なのか? ・・・ 元軍人では無い、出自は旧ソ連情報部KGB機関の元三流スパイで薬物工作が大好きと来た。
なぜ大統領がいちいち口出すのか? ・・・ 元を言えば、31年前まで社会主義国家で在ったロシアの独裁統治構造そのものが残滓の土壌が在る。
即ち、社会主義統治行政イコール独裁構造ゆえに、「上意下達」と言う社会主義国家特有の官僚構造「中央政府の命令だけに従うことの金科玉条」が根源に在る、即ち「余計なことを考えるな、言われたことに従え」です。
独裁統治官僚主義って経済が景気が良い時には「上意下達」だから、行政末端は上の指示を守れば国家そのものが上手く運営出来る。
「上の指示を守る」 ・・・ ロシアの場合は、伝統工芸文化の域に達しているから、優秀な官僚でも前例主義のがんじがらめで身動きがとれない。
その様な独裁に因る絶対官僚統治主義のロシアでは、何かが起きた場合の対処が実に素早いから有事に際して国家運営の操縦桿捌きが早いのだ。だって、行政と司法の体系も全員が「指示待ち人間」に造られたからだ!
それに比べて西側陣営の民主主義議会制度三権分立制なんて、最悪の欠点が有事で必ず発露して国の一大事が起きる ・・・ 社会の何かを改めるためには新法の施行を議会が行なうが、施行までがとにかく遅過ぎるのだ!
その遅過ぎる「もう、白ける!」議会決定を我々も散々見て来た。こうなると、有事の際でもなんでも「議会が全く機能しない制度の独裁統治」の方が国のリスク対応が早いに決まっているさ! ・・・ 議会無用論が独裁で在る!
ところが、独裁統治官僚主義の国家は予てから「上意下達」統治ゆえに、不景気が深刻になると、下っ端は行政が膠着しても官僚自ら「そうだ、こうしよう この様に改めよう!」と決意することは100%在り得ません。
31年前に、旧ソ連が経済失政で国家崩壊に至る直前の行政現場の様子を、現場官僚がマスコミに投稿した内容が話題になり日本まで報道された。
「早朝、登庁したら室内は深夜に中央から送られて来たファクスの紙の山だった!」 ・・・ 映画に「会議は踊る」が在ったが、旧ソ連の場合は「紙が舞う」状態だった。指示ばかりで誰も動かない無責任な社会に陥っていた。
この、旧ソ連独裁官僚主義統治の延長線上に プ ー チ ン が居る。だから、ロシアはウクライナ侵略と言う造った有事に際して、功を焦る軍事音痴のプーチンが最前線の大隊下級将校まで一々口を出す理由で在る。
なぜ、最前線の将官に作戦を一々口を出すのかのもう一つの理由が在る ・・・ 世界の独裁者に共通する核心的な欠点が在る、即ち外交でも内政でも「独裁者は軍事力でしか理解が出来ない」からだ。
然も、下級将校までもイエスマンに育まれているから常に指示待ち人間で在り、プーチンは「頼れる兄貴! 兄貴~っ♪」を演じて恍惚状態で在ること。
更に驚くのは、「軍事力で物事の理解に長ける」プーチンが、露軍を自分のイエスマンに育てたと言う戦闘能力欠陥構造に自覚が無いと来た。
なお、ロシア軍の場合、下級将校は契約将校制を執りいわゆるアルバイト軍人だ。そして、ウクライナ戦に投入された大半が徴用兵で新人そのものであった ・・・ この構図に、ロシア軍が戦略(ウクライナに勝つこと)を持たずに只単にプーチン元帥が描いた戦闘ゲームで「踊らされていた」。
「徴用兵で新人」を最前線で矢面役に立たせた ・・・ こんな捨て駒事例が我国でも在る、145年前の西郷隆盛どんに因る新政府相手の西南戦争です。西郷どん進軍の最前線に立てたのが、宮崎県から強制徴用した若者150人です。盾にされた150人は全滅、こう言うことを薩摩隼人がするから隣県の宮崎・熊本・大分・そして奄美・沖縄までが、今も薩摩に嫌悪感を持つ。
ロシア軍地上戦部隊の位置付け ・・・ 下級将校まで契約軍人、徴用兵で新人、おまけに外国人雇用兵、そして大統領の現場介入の全ての構図が地上戦部隊を只単なる「消耗品」として見做している。
プーチンの「消耗品」扱いだからこそ、軍人としての当たり前の演習鍛錬も資格取得も、命令を守る軍人精神教育も疎かで在り、若者で在れば社会常識道徳国内法などの人間教育も在る訳が無い。どうでも好い位置付けだ!
だから、この結果が現場での命令違反や不服従や敵前逃亡や脱走やわざと同士討ちや、あろうことが一般人殺害や性暴力や窃盗に勤しんでいる理由で在ること。ロシア陸軍は、最初から普通の概念の軍人じゃないのだ。
この現実を判らずして、日本のマスコミが「ロシア兵がぁっ・・・!」と報道に余念がないが、その理由を探ろうともしない。現場に出向き取材を貫徹する気概も姿勢も無い ・・・ 日本の全国紙記者も楽な仕事になった。
読売新聞社長渡辺恒雄氏が曰く【国民に知らせる重要情報取材なら、記者は何をやっても良い!】と裁判所で証言した。スパイも厭わない決意だ。
これが、「読売に渡辺在り!」とマスコミと政界から賛辞された渡辺記者の職業論で在る! 国家機密をリークしてでも、国民の利益になるからどんなことでも意に介しない記者魂を現わした。その通りです、これが新聞記者だ!
自衛隊は志願兵です、国防に対して最初から覚悟と決意が在る若者だから全国から多くの志願が来る。 3軍の自衛隊員募集もサイトで【それなりの覚悟が要ります】と大書きしている。
中でも、南西諸島防衛専任の我国の海兵隊:佐世保陸自水陸機動団1個旅団3,000人(特殊部隊200人態勢)は、指令官が「隊員募集に苦はない、全国から若者が志願して来る」と笑顔で語る。時代が変わった感がする。
発足から3年余、「その実力は?」と訊けば、「普天間(米軍海兵隊)よりも上・・・」と語る。少々の自信過剰と聞こえるが、実は納得する。
動向が一切不詳の米軍海兵隊第三遠征軍特殊部隊(=沖縄本島金武町キャンプ・ハンセン偵察大隊600人)だけは、他の陸海空3軍の特殊部隊と作戦統合されない唯一の独立部隊で在り、大統領の電話一本で動く直属部隊。世界で唯一共同訓練を毎月内外で実行するパートナーが我国海兵隊の陸自水陸機動団特殊部隊200人です。体格は見劣りしない強者ばかり。
一方で、ロシア陸軍は最初から覚悟も決意も更々無い徴用兵だから、軍隊そのものが最初から壊れているのも同然で在る。
我が国の志願制度自衛隊に徴用兵が混入した時代を想像して下さい ・・・ 覚悟と決意が在る志願兵組織に、覚悟も決意もない徴用兵が来たら、間違いなく、仲間を危険な目に遭わせる事態が発生する。
意に背いて戦地では捕虜になることが起きるが、その際、徴用兵がどの様な供述をするのかが100%推察出来る。
ゆえに、アメリカ海兵隊では軍人勅諭で「捕虜になったら、シリアルナンバーと名前と生年月日だけを言え 決して、仲間を危険な目に遭わせる情報を死んでも口にするな!」と教育している。
ウクライナ侵略のロシア軍機甲部隊戦車乗組員が、ウクライナ軍のSNS呼び掛け「戦車ごと投降したら100万円を差し上げる!」に呼応した。
直ぐ、「本当に頂けるの?」と戦車ごと投降した原野での写真が報道された。この写真は、プーチンが見らずして何としますか!
なお、露マスコミ【ロシアは2014年以降、段階的に制裁を経験してきた。そのレベルはかなり強まっているが、ロシアはいつでも制裁に対応していたという面もある】
こう言うあがなう精神が、もはやロシア人の遺伝子レベルに醸成されていると仰せなのですね。言わば、西側に「もっともっと虐めてぇっ♪」と聞こえるさ。
「欲しがりません、勝つまでは!」 「一億総火の玉!」 「世界一になるまでうちは耐えてみせます!」のロシア国民の【マゾ】矜持と、「銭のためなら女房も泣かす♪」のプーチンの【サド】矜持、二つが不可分関係のロシアだ!
Posted by 坂田 at 2022年06月20日 10:37