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2007年02月24日

沖縄市の東部海浜開発事業検討委員会

 第4回検討委員会が2月24日沖縄市産業交流センターで午後2時から開かれた。
今回の委員会は“中城湾港(泡瀬地区)「人工島事業の理解のために」”の小冊子の検討が主であった。 委員の方々には泡瀬に関する グランドスケープ を行ってほしいと思います。
泡瀬の塩田でなぜ高品質のアーシマース(泡瀬の塩)生産できたか。そのときの自然環境がどんなものであったか。沖縄市の東部地域では区画整理等で自然は失われたのではないのか、その自然のもっていた失われた機能は何だったのか、それは取り戻すことはできないのか。県総合運動公園の海岸線にその答えがないのか。
沖縄市の東部海浜開発事業検討委員会
昭和50年6月1日撮影 中城の稜線とヒファームイグヮー、激しく浸食されていた陸域。現県総合運動公園のオートキャンプ場付近の写真です。撮影者普久原朝健無断使用を禁ず。
現在では緑豊な運動公園一角である。

下の写真は県総合運動公園のメインスタンドの工事中の写真です。昭和59年10月撮影
沖縄市の東部海浜開発事業検討委員会
泡瀬干潟は陸域の環境があっての干潟である。その陸水の浄化の機能を持っていた湿地環境は区画整理等で失われてしまった。その機能を取り戻すことが泡瀬干潟を守ることになりませんか。人工島と陸域の間の水路にその機能を取り戻したい。比屋根湿地の環境を拡大して陸水の浄化の機能を取り戻したいと私達は考えているのです。
 事業が自然を壊すのではなく、失われた浄化の機能を取り戻すため為でもあることを考えてほしい。人間の英知でこれまでに失ってしまった機能を取り戻すことが可能であることを県総合運動公園の海岸線や比屋根湿地は示しています。このようなことを実行する事が地球温暖化の防止につながるのです。

県総合運動公園の海岸にできた湿地
沖縄市の東部海浜開発事業検討委員会


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Posted by チョウケン at 23:40│Comments(0)東部海浜
 
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